2013/02/25

『間』とは何か、接着剤みたいな?



      ●間について考える。

   『間』とは、「誰かと誰か」「何かと何か」などの間にある「目に見えないもの」の
   概念のことを指すのだと思いますが、それが何なのか私なりに考えてみました。
   それは「目に見えないけれど確かにそこに在るもの」で私たちが普段考えている
   思想や思考の部分と、感じている感情や魂のようなものではないかと思うのです。


   そして私たち(あらゆる生きもの)は、目に見える身体(モノ)という管を使って誰かに     
   目に見えない思想や魂を伝えているのだと思います。もっと言えば、その伝え
   いる思想や魂も、古くからある思想、言葉、技、芸、伝統であり、私たち個人のもの
   ではありません。
   だから、それが「誰かと誰か」や「何かと何か」の「あいだ」に存在
   している接着剤みたいなモノの名前を『間』と呼ぶのではないでしょうか?


話が少々、ズレますがその『間』という名前の接着剤は種類がたくさんあって、
人によってはその根本的な相性の良し悪しや、使い方次第でいろいろな問題が
解決できたり、起ったりするのだろうな。(笑)
ちなみに『気』という言葉は、接着剤の友達かもしれない。
「間合いが良い人」と「空気の読める人」は好ましい。  

(yoko)